リング・指輪のリフォームについて【リングのデザイン（セッティングのデザイン）】

ジュエリーリフォームでリングのデザインを変えたいけれど、どんなデザインがいいのか分からない…、自分の手指に合うのはどんなデザイン？という疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思います。そこで、リングのデザインで特徴的なものをいくつかご紹介させて頂きます。リフォームの参考にしてみてはいかがでしょうか。
このページでは「セッティング」部分をご紹介いたします。

リングのデザインについて【セッティングのデザイン】

フクリン留（伏せ留め）

爪で宝石を留めるのではなくて、石の回りに金属を伏せていくことで留めるデザインです。爪タイプのようなひっかかりがないので、普段使いしやすいデザインと言えます。
石の回りの金属を伏せて石を留めた場合、宝石が小さく見えてしまうのでは？と、ご心配されるお客さまもおられますが、実際には、金属の輝きが宝石をより綺麗に、大きく見せてくれる効果があります

爪留め

石枠に3本または4本、デザインによっては5本、もしくは6本というように爪を立てておきます。
その爪で、石を留めて仕上げます。光がたくさん入る留め方なので、宝石本来の輝きが活かされるデザインとして人気です。

立て爪

アームにつけられた爪でルースを持ち上げる、婚約指輪では定番のデザインです。
ゴージャスな美しさが特徴ですが、リングに高さが出て、イメージも派手になるので普段使いにはあまり向かないデザインとも言えます。

メレ

「メレダイヤ」という小さなダイヤモンドを使ったデザインです。多くの場合、メインの石の周りに置いて引き立てる飾りの石として用います。ブルー、ピンクなど色のついたメレダイヤで彩られたものもあります。

エタニティ

同サイズにカットされたルースが、リング上に一列に並べられたデザインです。石が完全に一周しているものを「フルエタニティ」、上半分だけ並んでいるものを「ハーフエタニティ」と呼びます。
ルースが途切れることなく並んでいることから、「永遠の愛」の象徴として結婚・婚約指輪によく選ばれているデザインでもあります。ハーフエタニティは指の腹側が地金になっているので普段使いしたい人に好まれています。